ソフトバンクオンラインショップより出荷通知が来たので、多分明日・明後日には家に届くであろう「iPhone4S」の64GBモデル。私は現在所有のiPhone4からの順当なる機種交換である。今回のモデルからストレージに64GBが選択できるようになった。ああ、やっとなったのだな、と。正直なところ、カメラの画素数アップやＣＰＵ性能の飛躍云々は比較的どうでもよくて、iOS5もiCloudもどうでもよくて、私はストレージが大きくなった事に喜びを感じている。

しかし、まだまだ小さいのだ。器が。
天国のジョブズ氏へ、まだまだ足りないのです、容量が。

今、私が保有している音楽データは計15,497曲、81.2GBである。そして動画データは363GB。他人に見せられない画像データは20万枚を軽く越えている。

つまり、入りきらないのです、全てが。

64GBモデルになっても、音楽データすら全て入りきらない。現状32GBモデルで残り2.1GBしかないわけだから、64GBになったとしても、実はたいして私を満足させるに足るデバイスにはならないのです。オンラインストレージをフル活用したとしても、私を満足させることはまだまだできないのです。たとえ、どんなに薄くなっても、軽くなっても、３Ｄ化したとしても。

勿論、いずれはiPhoneも256GBモデルとか発売する日がくるでしょう。512GB、1TBモデルの時代もくるかもしれない。しかしそれはいつの日の事なのか。私はいつまで待てばよいのか。ジョブズ、あなたが生きていたら、何と答えてくれたでしょうか。

「そんなに持ち歩いてどうするの？」

と、言われたかもしれませんね。